日本のエネルギー革命を、いや世界のエネルギー革命を引き起こす可能性を秘めた、マグネシウム発電。
東北大学多元物質科学研究所の名誉教授 小濱泰昭先生が発明者である。
今日はお忙しい中時間を取っていただき、科学的知識の乏しい、いや、全くない私に分かりやすく説明をしていただいた。
マグネシウムという、無尽蔵とも言える資源を使い、発電する、発電して溶けたマグネシウムは、再び固形化し電池として再利用できる。
地球という限られた空間の資源を今の世代が使い果たしてしまうのでなく、後々の世代にも繋げていくことが可能なのだ。
さらに面白いのは、「砂漠」の存在が地球を救うためにあったと気付かれたことだ。
広大な砂漠地帯、高温で雨が降らず常に太陽が照りつけている。
何のためにこんな厳しい環境が生み出されたのか。
答えは、太陽エネルギーを存分に受け、利用するために最適な環境であるということです。
既にフランスが、太陽光発電パネルを設置し、発電そして送電をしているが、日本は遠すぎて同じ方式は使えない。
それでは何をするのか?
それは、マグネシウムの精錬である。
1200度もの高温が必要となる精錬、他のエネルギーを使っていては、高コストとなり、採算が取れない。
しかし、太陽エネルギーならば、大幅にコストが下げられる。
つまり、砂漠に照りつける太陽光を使って、精錬し、輸送する。
石油と違い、個体で軽いので輸送コストも抑えられ、安くて安全なエネルギーが手に入る
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