「上杉鷹山」などの著者として知られる作家、童門冬二先生の講演会に出かけた。大社のうらら館は約3分の2ほどの客で埋まっていた(これは意外だった、きっと満員に違いないと思っていたからだ)。
84歳とは思えないしっかりとした足取り、話し方、1時間半はあっという間に過ぎて行った。
日本人の心の奥底にある「恕」(じょ)、すなわち思いやり、相手を思いやってゆるす、という心が現代にも脈々と流れていることを、被災地東北での中学生の行動を例えに話された。そしてそれこそが世界に誇るべきことだというのである。
松平定信の白河での堤の話、小石川療養所のこと、渋沢栄一、田沼意次、西郷隆盛、勝海舟。。。
松平定信の老人を集めて智恵を出させる時の言葉がいい「皆様方の皺と皺の間にある経験と知恵をお貸し願いたい」と。
出雲でも多くの先人の経験と知恵を生かし、住みやすい街づくりを進めたいと強く思った。
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