近年にない晴天が続くとてもとても穏やかな正月でした。
おかげでゆっくり本を読むことができました。
「田中角栄」いろんな評価はあるものの、人を引き付けるものがあります。
日本列島改造論から40年がたち日本は大きく変わった、日の当たらない恵まれない地方が恵まれた地域に確かに変わった。
そしてその次も見通していたであろう天才政治家だった。
私の父は不動産業者でした、独立して始めた婦人服縫製販売店の経営に行き詰まり廃業したのち、時代を読み取り宅建の資格を取り個人で開業しました。
父が田中角栄が書いた「日本列島改造論」を持っていたのを記憶しています。
昭和40年代の初め不動産屋は千三つ屋と言って、どちらかというと蔑視されていました、ですから当時、出雲市農協の組合長をしていた父の兄(吉田慶久)から反対されていたことを覚えています。
しかし、国民生活の向上、所得の向上にともなって、地価はどんどん上がっていきます、それにつれて不動産の売買も盛んになり、父は成功者の仲間入りを果たしました。
おかげで私も豊かな子供時代を経験させてもらいました。
あれから40年、時代は変わりました、豊かさの定義も変わりつつあります、地方も新たな生き方を模索していかねばなりません。
そのため我々地方議員も知恵を出す必要があります、さらなる議員力のアップを図って今後も勉強していきますね。
渡部昇一さんの「戦争に勝つチャンスは何度もあった」は理解できるが、もし日本が勝っていたらどうなっていたか、という検証も欲しかった。
大東亜戦争のことアメリカとの関係のこと憲法のこと集団的自衛権のこと、もっと勉強しなければ、確たる意見を持ちえない、今年の大きなテーマとなりそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿