斉藤鉄夫幹事長代行が久々に出雲入り。
一昨年の衆議院選挙以来で来場した皆さんは、実物に久しぶり~という感じでした。
教育委員会の制度改革・集団的自衛権について詳しく話していただきました。
教育委員会制度については、やはり時の権力からの独立性を保つことが大切で、池田先生の教えである、四権分立(司法、立法、行政それに教育を加えたもの)を守らなければならない。
例えば、自治体の首長が極端な思想を持っていて、民主主義から逸脱するような教育を行ったら、これは大変なことになる、そういう面で、独立性は必要だと。(ウンウン)
ただ今の、教育委員会制度は、津市の一件で見られるように、責任の所在が曖昧なところもあるので、教育長と教育委員長とが同じ人にするなど改革は必要だ。
そこで今回の提案になったと説明、大いに納得した次第です。
もう一つの大きな話題は、集団的自衛権の行使の問題。
個別的自衛権と集団的自衛権の違いを分かりやすく説明されたのち、予算審議が終わった四月ごろから、このことで国会は大きく動き出すだろうと話される。
公明党のスタンスは、慎重だ。
憲法九条のとらえ方にも波及し、これを憲法解釈で行使可能とすることは、平和国家の方針転換となり、一内閣が簡単に変えることはできない。
今後もしっかり議論していくという内容でした。
その後数人の方から質問がありました。
首相の靖国参拝、消費税導入時の軽減税率の導入、地震に備えての首都移転、韓国・中国との関係についてなど、今をとらえた大切な問題にそれぞれが言及され、意義のある報告会となりました。
我々も勉強をしてこれらのことについて理解を深めようとしていますが、やはり限界があります、これからももっと出雲にきていただき、時局を話していただきたいと感じた一夜でした。