聾者の幼児期における言語獲得において、手話を母語(第一言語)とし、書記日本語を第二言語にする事の重要性を理解できた。
御茶の水大学名誉教授の内田伸子先生の調査研究によると、カミンズの二言語共有説にもとづけば、第一言語が習得されていれば、深層部でメタ言語能力が共有され、第二言語も習得し易いということだ。
つまり、聾者にとっても、難聴者にとっても幼児期が大切なポイントになるということが理解できた。
特に幼児、児童で難聴があると聞き取ることに集中し、日本語習得に支障が出ると思われるので、第一言語に手話を選択することが良い結果を生むと考えられた。
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