出雲ローカルサーファー

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2010年5月15日土曜日

市町村議員研修in京都

自治問題研究所が開催した、議員研修に参加してきました。
1日目は橘木俊詔(同志社大学教授)による記念講演「格差社会の行方」と会津若松市議会の松崎新議員による「議会基本条例をツールとした、政策形成サイクルの構築と運用」の実践報告を受けました。


橘木先生は「格差社会 何が問題なのか」の著者で、かなり以前から、日本で進行していた格差・貧困について論及してきた研究者です。

13~4年前から格差が広がってきたが、ジニ係数から判断すると、すでに1970年代後半から貧富の差が広がっていて、OECDの貧困率の初めての公表で、日本において「貧困」というものが認識された。
NHKの報道番組などである程度認識はしていたが、ここまできていたとは正直驚いた。

OECDの貧困率の発表は、初めて報道され日本人の目に止まった。
これまでは故意に発表されてこなかった、私も初めて聞いたことだったし、大多数の人が私と同じだったと思う。
竹中平蔵元大臣は「日本には深刻な意味での貧困は無い、だから発表してこなかった」と、橘木先生に語ったそうです。
恣意的に情報が操作されることは、私たちにとって良いこととは思えません。

続きは後日。。。


二日目、長友先生。

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