職員16名による「市バス検討会」がまとめた
報告を受けました。
「出雲市におけるバス交通のあり方」を研究
検討してこられ、方向性が示されました。
バス交通と言っても一言でくくれない複雑な
体系になっている現状を、一つにまとめて
ホイという具合にはなかなかいかないのが
現実です。
生活バス・福祉バス・民間の運営するバス
スクールバスなどが、かつての市町で住民の
足として地域を走ってきていて、それぞれ
地域を支える大事な役目を果たしてきた物
なので、代替え移動手段を提供しないまま
「ハイ終わり、明日から運行停止します」
なんて絶対に言えない訳ですし。
とにかく難しい、からまった糸をほぐすような
緻密な作業が求められますね。
そういう中で今回の報告に、見直し・廃止
基準が盛り込まれたのは、かってない踏み
込んだところだと思います。
まあ実際のところはこれから地域に落とした
りして来年の9月に答申を出すのですから
時間はあります。
経済的な感覚で計れば「廃止」となる路線が
多いのですが、福祉的な観点から見なければ
出雲のようなところは成り立ちません。
できるだけ住民負担を減らし、最小の経費で
地域の足を守るためにはどうするか、これから
が本番です。
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