出雲ローカルサーファー
2014年5月29日木曜日
5月党員会 平和と集団的自衛権を学ぶ
集団的自衛権について研鑽しました。
浜山分会の川上誠治さんに、平和研究発表を行っていただきました。
収集されている、昭和20年8月8日の新聞(これは広島に原爆が投下されてすぐの新聞です)や第五福竜丸の被爆した記事の新聞を示しながら、戦争や核爆弾について絶対にいけないものと訴えられました。
その後、斉藤鉄夫議員が動画で語る集団的自衛権について研鑽し、意見交換をしました。
参加党員さんで戦争を体験した方は3名、原爆が投下された翌日爆心地に入った方や戦闘機に機銃掃射された恐ろしい体験を持った方など、戦争は絶対にダメだと語られました。
議論の中身を分かりやすく説明してほしい、公明党の存在感を出すべきだ、連立政権からの離脱は慎重になど沢山の意見交換ができ、難解な言葉もたくだんあるが、皆で勉強をして語っていこう約しました。
県大出雲キャンパスでのボランティア研修会
スペシャルオリンピックスのボランティアを募るために県大出雲キャンパスに。
100名ぐらいの1.2年生が講義室に集まり、ボランティア表彰や、ボランティア活動報告があり、感心して聞き入ってしまいました。
下の写真は、ボランティアポイント(参加してポイントが貯まると今井書店の図書カードがゲットできるシステム)獲得上位3名の表彰式。
半日参加で100Pだが、トップの子は8300Pも獲得、驚きました。
活動報告では、岩手への災害ボランティア、乳がん子宮頸がんを支援する会、発達障害をサポートする会、ALSの在宅支援をする会に所属する生徒さんがそれぞれ発表、よーく頑張っているなーと、こちらも感動して聞きました。
当日ボランティア募集にきたのは6団体。
国立三瓶青少年の家など若手のイケメンから始まったが、中身を聞くと待遇が良すぎて、これってボランティア?と首を傾げるような内容。
こちらはオジサン二人組、待遇も純粋なボランティア。そんなこんなで最後にスペシャルオリンピックス日本・島根の事務局長の陰山氏がプレゼンをいたしました。
みっちり2時間の研修会のトリとなり、生徒さんはお疲れモードだったようですが、最後まで真剣に聞いてくれました。
これをきっかけにボランティアが集まると、出雲での活動に弾みがつきます。
みなさーん、待ってます。
2014年5月17日土曜日
集団的自衛権行使を考える
安倍総理の閣議決定による集団的自衛権行使については、賛成できない。
こんな大事な問題を一私的諮問機関による提言に基づき、決めてしまおうということが理解できない。
やるのであれば、国民的議論を尽くし、憲法改正の道筋をたどったうえで施行すべきである。
戦後70年間、戦争による犠牲者を出していないこの国のあり様を批判している国があるとは思えない。
戦争をして喜ぶのは一部の人間だけだ、多くの国民は嘆きの中に沈み込み未来を失ってしまう。
平和を貴ぶ日本として、血を流さずに世界に貢献できることは山ほどある。
環境・エネルギー・生命・食料・水・介護。。。
世界で困って解決手段を求めて苦悩している国はいくつもある、その中でもがいている人民は何十億人もいるのだ。
武器を取って殺戮をして世界に貢献できる国はいくつかある、しかし、人を生かして世界に貢献できる国はそう多くはない、資金力も必要なのだ。
日本こそその偉大な地位を占めるにふさわしい国はない。
ここが正念場!
固い決意をもって安倍総理の暴走をとどめよう!
2014年5月14日水曜日
神戸川小学校子供の体力づくりの取り組みについて視察
三島県議の子供たちの体力に対する危機感から、基礎体力づくりの取り組みについて調査を始められ、出雲において積極的に取り組んでいる神戸川小学校の視察に同行しました。
何故か?
子供たちの体力づくりに2年前から取り組んだのは佐野先生、そのきっかけとなったのはスクールヘルパーさんの一言であった、「このクラスには姿勢の悪い子が多すぎる」と指摘されたのだ、改めてクラスを見渡してみると姿勢の悪い子が十数人もいることに気づいた、とてもショックだったと。
神戸川小学校の凄いところはここからの発想だ、強烈な体力づくりに特化をすると、指導する先生により歪みが出る、また長続きしない、一部の生徒しか実践できないなど全体としての効果が期待できないのであれば意味がない、ではどうするか。
始める前は国語や算数が大事だろう!体育なんて、と考えていたが、子供たちの自尊感情、できたという思いが実は、体育ではつかみやすいことがわかった。
朝8時50分山川先生の指導のもと「マットを使った運動遊び」と言う学習活動が始まりました。
体力もりもりメニュー、5種目トレーニング、ここまでは準備運動というところかな。
みんな楽しそうにやっている、指導主事の先生云く「他の学校の生徒はここまでできないんですよ」と。
何故か?
以前と比べて、子供たちが外で遊ばなくなった、その結果基礎体力が非常に低下してしまったらしい。(う〜ん、確かに外で遊んでいる子を見ることがない)
体幹を鍛えることによって姿勢を保つことができる、それは根気や集中力につながって、学力の向上につながっていくはず。
神戸川小学校の凄いところはここからの発想だ、強烈な体力づくりに特化をすると、指導する先生により歪みが出る、また長続きしない、一部の生徒しか実践できないなど全体としての効果が期待できないのであれば意味がない、ではどうするか。
神戸川小モデルの授業では「いつでも・どこでも・だれでも」できる70点の体育の授業を目指したのです。
その他にも「わかる・できる・関わる」など工夫ほどこされている。
始める前は国語や算数が大事だろう!体育なんて、と考えていたが、子供たちの自尊感情、できたという思いが実は、体育ではつかみやすいことがわかった。
子供たち本来体を動かすことが好きなんです!
佐野先生の体力向上プログラムのプレゼン資料はこちら
高速でのコマ回しができない、ペットボトルの蓋が開けられない子が増えてきた、多様な経験がなく育っている、生きる力をつけていく意味でこの授業はとても役立っていると思う。
幼稚園保育園での連携、また特にこれから大事になってくるのが、家庭での取り組みです、いちばん大事なところだと感じている、と話してくださいました。
三島県議曰く、東広島では体力作りを向上させることによって、学力調査で平均10点向上した例を見てきた、全体に広げて今後も取り組んでいくべきであるとのことであった。
最後に学校司書が配置された図書館を観させて頂いた、たくさんの子供たちで賑わっていた、早速良い効果が出ているようで、次の機会にゆっくりと話を聞いてみましょう。
外に出ると、芝生化された校庭でたくさんの友達が走り回って遊んでいた、鉄棒をして遊んでる子の多さに県主事がびっくりしていた。
明らかに私が子供の頃と違ってきている、でもその本質は子供という本質は変わらないような気がする、芝生で駆け回る子供たちを見て改めて感じた今日の視察でした。
2014年5月12日月曜日
2014年5月7日水曜日
議運でのタブレット端末導入の詳細が決まる
5月2日の議会運営委員会において、タブレット委員会において検討した結果を提案し、了承されました。
これによって6月議会の実証実験はかなりのところまで進展します。
研修会を開催しながら参加議員がスムースに利用できるように配慮して行こうと考えています。
以下は決定事項です。
タブレット端末の導入方法
「公費購入機貸し出し用(10 台)」及び「個人・会派所有機」を使用することで決定。
<提案のポイント>
1. 推進委員会では、本格導入に向けてのタブレットの調達方法は、専ら議会の会議で使用する方には公費で購入したものを貸与し、その他政務活動にも広く活用したい方には政務活動費と私費を使って導入いただくという2本立てで進めてはどうかという考えでまとまった。
2. 政務活動費を充てることについては、昨日の理事会で「政務活動費使途基準ガイドライン」の調査研究費に新たに「タブレット端末回線使用料・通信費 経費の 3/4 以内/年間上限額6万円」の項目を加えることが承認された。
3. 「個人・会派所有機」以外のものについては、公費での購入を前倒しして6月議会での実証実験にもそれを使用することにすれば、レンタル経費(10台で1か月約10万円)を節約できるので、レンタルではなく購入した方が良いと考えている。【参考:購入費用…約40万円】
ただ、昨日の理事会では、公費での購入については否定的な意見もあったので、この点についても意見を伺いたい。
ただ、昨日の理事会では、公費での購入については否定的な意見もあったので、この点についても意見を伺いたい。
4. 以上の案の場合、6月議会の実証実験で使用する台数は、公費で用意するもの個人又は会派で用意するものを合わせて相当の台数となり、常任・特別委員会では全委員が使用できるが、本会議・全員協議会では全議員には行き渡らない。よって、本会議・全員協議会での使用については、日ごとに交替で使用いただくなどの方法によることになる。
クラウド共有システムの利用
クラウドサーバーをレンタルし、クラウド文書共有システムを使用することに決定。
<提案のポイント >
1. クラウド文書共有システムがうまく機能するかどうかも実験しておきたいというのが理由の一つ。
2. また、今6月議会の実証実験では、後でお話しするように、執行部からほとんどの資料についてデジタル化したものを提供いただけることになった。そのため、議員のみなさんへの配布方法が複雑になるので、クラウドシステムを使わないと混乱の恐れがある。
【参考:サーバーレンタル、システム使用経費(6か月間)…約20万円】
SideBooksのクラウドシステム
デジタル化する文書
ほとんどすべての文書をデジタル化することに決定 文書一覧
<提案のポイント >
3月議会では、「議案書」、「条例等関係資料」、「全員協議会資料」の3つだけが
デジタル化され提供された。今回は、6月定例会において執行部及び事務局が作成・配布する議案、資料等の大半のものがデジタル化される。また、3月定例会で配布済みの「施政方針」「予算書(当初)」「事業別予算説明書(当初)」「包括外部監査結果報告書」もデジタル化したものが提供される。
タブレット端末等使用基準(暫定版)案
<提案のポイント >
1. 使用を認める会議」については、本会議を含む全ての会議としたい。
2. 会議での使用は、あくまでも「当該会議の審議のための資料等の閲覧」に限るものとする考え。(したがって、一般質問の際にタブレットを使って資料提示するような使用方法を認めるものではない。)
3. なお、「資料等の閲覧」には、インターネットの閲覧(ウェブページの閲覧や検索)も含むものとし、それらも認めることとしたいと考えている。
2014年5月5日月曜日
2014年5月3日土曜日
私の本棚 コンピュータが仕事を奪う
大型連休後半に入り、朝から読書三昧です。
なぜこの本を読もうと思ったかと言うと、先日「極限集落」という番組をNHKで見たからです。
少子化高齢化は、避けられない、限界集落ではなくて集落そのものが消滅してしまう。
若者は地方を離れ、高齢者だけが残る。
いずれその高齢者も独居にしろ高齢者のみの夫婦世帯にしろ、体が不自由になればいやでも家を離れ離れなくてはいけなくなる。
本当は最後まで家にいたい、だけど、膝が痛くて立つこともできない、トイレにも行けない、ご飯も作れない、となれば仕方が無いのだ。
そして集落が消えて行く。。。。。
でもそれをカバーしたり、介助する何かかがあれば、できるだけ長く最後まで家で過ごすことができるじゃないだろうかと考えたのです。
家に留まることができれば、集落が維持され、地域が保たれるはず。
現在の介護システムではそれはできない相談だ。
ではどうするか!
今、実用化されつつあるロボットスーツHAL、このようものがもっと安く、もっと気軽に使えるようになれば、高齢者が何とか家で暮らしていけるんじゃないか、自分でトイレに行ける、気を遣って行くのをためらわずに済む、おごおごしながらでもご飯をつくれる、掃除もできる。
家でケアされるから施設の不足も解消される。
地域に人が残るから、仕事が残り、若者の流出も減少する。
介護保険財政、後期高齢者医療制度の財政の悪化も止めることができるかもしれない。
色々調べていたら、
http://www.kanafuku.jp/ 「かながわ福祉サービス振興会」などにたどり着いた。
すでに始まっているんだ、そう分かったら弾みがついた。
このことにプラスして電気自動車を使った外出支援、電気自動車は完璧にコントロールできる、高齢者の日常の行き先というのは大体限られていて、病院かスーパーだ。
そうするとるとルートをインプットしておけば自動でそこまで電気自動車が運んでくれる、少し遠いところに住んでる場合はバス停まで運んでもらう。
電気自動車もシェアをすればいいだろう。
公共交通の課題解決、高齢者の生活支援と一石二鳥でできるのである。
そう、ロボットやコンピュータの発達は、こうやって人の生活や仕事をカバーする反面、人の仕事も奪うのではと思えてきたのです。
そこで本書の出番です、作者は、数学者の新井紀子さん。
以下引用:コンピュータの発達は、労働市場の地図を完全に塗り替える。なぜなら、彼らは人間の知的作業を代替する能力を持ち始めたからです。身近な例では、自動改札が切符きりを不要なものとし、ATMが銀行窓口を縮小させた、電話交換手ももういない。
20世紀後半に起こった情報科学と言う技術革新は、知的労働を代替するタイプの技術革新です。21世紀においてその職を追われる可能性があるのは、コンピューターによって代替可能な職種についている人々、いわゆるホワイトカラーです。
コンピューターはどのような仕組みで動き、何が得意で、何が不得意なのか。一方人間はどのように考え、何が得意で、何が不得意なのか。それを理解した上で、コンピュータが不得意だけれども、人間ならば見つけることができるスキルを向上させることが、21世紀を生き抜くには不可欠になると言えるでしょう。あるいは、20世紀まで人間が担ってきた多くの仕事がコンピューターによって取って代わられる、と言うことを前提として、社会のあり方を検討すべき時期に来ているのです。。。
ふーむ、そうすると製造業もホワイトカラーの事務系も、ロボットやコンピューターに多くの仕事を奪われるわけだ。
となると仕事を奪われた失業者が多くなる。
考えを飛躍させれば、労働市場が縮小する中では、少子化が必要で、少子化こそがこれからの時代を救い、文明の発達が少子化を求めてると言えるかもしれないのだ。
出雲市での新たな取り組みを見出したような気持ちです。
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