朝8時50分山川先生の指導のもと「マットを使った運動遊び」と言う学習活動が始まりました。
体力もりもりメニュー、5種目トレーニング、ここまでは準備運動というところかな。
みんな楽しそうにやっている、指導主事の先生云く「他の学校の生徒はここまでできないんですよ」と。
何故か?
以前と比べて、子供たちが外で遊ばなくなった、その結果基礎体力が非常に低下してしまったらしい。(う〜ん、確かに外で遊んでいる子を見ることがない)
体幹を鍛えることによって姿勢を保つことができる、それは根気や集中力につながって、学力の向上につながっていくはず。
神戸川小学校の凄いところはここからの発想だ、強烈な体力づくりに特化をすると、指導する先生により歪みが出る、また長続きしない、一部の生徒しか実践できないなど全体としての効果が期待できないのであれば意味がない、ではどうするか。
神戸川小モデルの授業では「いつでも・どこでも・だれでも」できる70点の体育の授業を目指したのです。
その他にも「わかる・できる・関わる」など工夫ほどこされている。
始める前は国語や算数が大事だろう!体育なんて、と考えていたが、子供たちの自尊感情、できたという思いが実は、体育ではつかみやすいことがわかった。
子供たち本来体を動かすことが好きなんです!
佐野先生の体力向上プログラムのプレゼン資料はこちら
高速でのコマ回しができない、ペットボトルの蓋が開けられない子が増えてきた、多様な経験がなく育っている、生きる力をつけていく意味でこの授業はとても役立っていると思う。
幼稚園保育園での連携、また特にこれから大事になってくるのが、家庭での取り組みです、いちばん大事なところだと感じている、と話してくださいました。
三島県議曰く、東広島では体力作りを向上させることによって、学力調査で平均10点向上した例を見てきた、全体に広げて今後も取り組んでいくべきであるとのことであった。
最後に学校司書が配置された図書館を観させて頂いた、たくさんの子供たちで賑わっていた、早速良い効果が出ているようで、次の機会にゆっくりと話を聞いてみましょう。
外に出ると、芝生化された校庭でたくさんの友達が走り回って遊んでいた、鉄棒をして遊んでる子の多さに県主事がびっくりしていた。
明らかに私が子供の頃と違ってきている、でもその本質は子供という本質は変わらないような気がする、芝生で駆け回る子供たちを見て改めて感じた今日の視察でした。
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