5月2日の議会運営委員会において、タブレット委員会において検討した結果を提案し、了承されました。
これによって6月議会の実証実験はかなりのところまで進展します。
研修会を開催しながら参加議員がスムースに利用できるように配慮して行こうと考えています。
以下は決定事項です。
タブレット端末の導入方法
「公費購入機貸し出し用(10 台)」及び「個人・会派所有機」を使用することで決定。
<提案のポイント>
1. 推進委員会では、本格導入に向けてのタブレットの調達方法は、専ら議会の会議で使用する方には公費で購入したものを貸与し、その他政務活動にも広く活用したい方には政務活動費と私費を使って導入いただくという2本立てで進めてはどうかという考えでまとまった。
2. 政務活動費を充てることについては、昨日の理事会で「政務活動費使途基準ガイドライン」の調査研究費に新たに「タブレット端末回線使用料・通信費 経費の 3/4 以内/年間上限額6万円」の項目を加えることが承認された。
3. 「個人・会派所有機」以外のものについては、公費での購入を前倒しして6月議会での実証実験にもそれを使用することにすれば、レンタル経費(10台で1か月約10万円)を節約できるので、レンタルではなく購入した方が良いと考えている。【参考:購入費用…約40万円】
ただ、昨日の理事会では、公費での購入については否定的な意見もあったので、この点についても意見を伺いたい。
ただ、昨日の理事会では、公費での購入については否定的な意見もあったので、この点についても意見を伺いたい。
4. 以上の案の場合、6月議会の実証実験で使用する台数は、公費で用意するもの個人又は会派で用意するものを合わせて相当の台数となり、常任・特別委員会では全委員が使用できるが、本会議・全員協議会では全議員には行き渡らない。よって、本会議・全員協議会での使用については、日ごとに交替で使用いただくなどの方法によることになる。
クラウド共有システムの利用
クラウドサーバーをレンタルし、クラウド文書共有システムを使用することに決定。
<提案のポイント >
1. クラウド文書共有システムがうまく機能するかどうかも実験しておきたいというのが理由の一つ。
2. また、今6月議会の実証実験では、後でお話しするように、執行部からほとんどの資料についてデジタル化したものを提供いただけることになった。そのため、議員のみなさんへの配布方法が複雑になるので、クラウドシステムを使わないと混乱の恐れがある。
【参考:サーバーレンタル、システム使用経費(6か月間)…約20万円】
SideBooksのクラウドシステム
デジタル化する文書
ほとんどすべての文書をデジタル化することに決定 文書一覧
<提案のポイント >
3月議会では、「議案書」、「条例等関係資料」、「全員協議会資料」の3つだけが
デジタル化され提供された。今回は、6月定例会において執行部及び事務局が作成・配布する議案、資料等の大半のものがデジタル化される。また、3月定例会で配布済みの「施政方針」「予算書(当初)」「事業別予算説明書(当初)」「包括外部監査結果報告書」もデジタル化したものが提供される。
タブレット端末等使用基準(暫定版)案
<提案のポイント >
1. 使用を認める会議」については、本会議を含む全ての会議としたい。
2. 会議での使用は、あくまでも「当該会議の審議のための資料等の閲覧」に限るものとする考え。(したがって、一般質問の際にタブレットを使って資料提示するような使用方法を認めるものではない。)
3. なお、「資料等の閲覧」には、インターネットの閲覧(ウェブページの閲覧や検索)も含むものとし、それらも認めることとしたいと考えている。
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