今日は5人の質問があった。
最期の川上議員の食育での再質問での意見は
的を得ていた。
昨日の中尾教育長の給食の地産地消費の答弁を
聞いていて、おかしいだろうと、思っていたのだが、
それに対する明快な提案だった。
中尾教育長は、地元産が使いたいが、量や調理
しやすい形状を考えると、100%地元産を使うこと
ができないと、答えていた。
これを聞いた時、思い出したのは「日本で一番大切に
したい会社」に取り上げられていた、杉山フルーツ
(富士市)のことだ。
農業経営者の方々と懇談するシーンで出てくるが、
イチゴを扱っているか尋ねると、何人か手を挙げる。
そして「本当にお客のことを考えてイチゴを作ってま
すか」と聞く。
すると皆「もちろん」と答える。
そして「ではどういう状態で畑からイチゴを摘むんですか」
と聞くと、「赤みが少しさした時」と答えるんです。
赤みが3分の一の時に摘んで出荷をする。
真っ赤になったらもう市場が引き取ってくれない。
でもそれって消費者がうまいと感じる?
でもJAが引きとらないから、お客が満足しなくても
そうしないと売ることができないから。。。。
という内容でした。
まさに、子供たちのことを優先して考えるのではなく、
納入業者や給食センターの都合で材料が選ばれている
ことは、同じ理屈だなと感じました。
そこを川上議員が、生産者と協議をして、年間のスケ
ジュールを決め安定的に地元産が使えるようにすべき
と、提案してくれたのだ、わが意を得たりとの思いだった。
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