出雲ローカルサーファー

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2011年3月8日火曜日

森林協議会で現場視察へ

松くい虫被害が増大している。
ナラ枯れも次第に増えてきて、看過できない状況になって
きた。

森林協議会で説明を聞いたのち、実際に現場に行って
みることになった。

松くい虫防除には色々やり方がある。
下の写真はその一つ「樹幹注入」である。

実は私も初めて見た。

黄色リボンがついているのは、薬剤注入する際の
目印となっている。


直径1センチぐらいの丸い穴を幹に開け樹皮の下を
確認する作業から始まる。

中が白い色で、開けてから30分ぐらいでヤニが出てくれば
健康な松だ、茶色になっているとすでに侵された松らしい。

ワクチンと一緒で健康な時に打って初めて効果があるそうだ。
フムフム。

そして幹の太さを測って、この木は何本注射と決まり、ドリルで
穴を開けて、写真のように薬剤を注入する。
だいたい3~6カ月で幹全体に周り、マツノザイセンチュウから
身を守るそうだ。

なかなか大変な作業である、山の斜面、山林の奥などは
簡単ではないという。そうだろうなー!


どんどん松枯れしているのを目の当たりにすると、空中散布の
再開もやむを得ないのではと、思います。

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