出雲ローカルサーファー

出雲ローカルサーファー

2011年6月21日火曜日

動くものなし

計17人が立った一般質問が終わった。
やはり原発に関しての質問が多く、10人が関係する
質問を行った。

しかし、どこかもどかしい内容で終始した。
国の政策が主で近隣自治体の思いが入る余地が少ない
ことが原因だ。

分かっているのだが、何かが違う。

先日NHK中国で原発について一般市民が討論をしていた。
ある広島の女性が島根県人に向かい「そんなに嫌なら、
引越せばいいじゃないですか!」と言い放った。

まさにこれこそが原発問題の根底に流れる「無関心」「無関係」
そのものだと、怒りをもってその発言を聞いた。

出演している人たちの発言を聞く限り、まったく原発について
勉強していない、そんな人が大半だった。
よくこんな番組作ったなと、NHKにも腹が立った。

電力大消費地の人間にとって、原発の危険性など屁でもない
のだ、こんな人たちのために雀の涙ほどの交付金をもらって
喜んでいてはだめだよな。

この地域の人たちの、未来の子どもたちの人生を真剣に
考えなければね。

朝の散歩で田んぼには苗が伸びてきた、昔はめだか・なまず
どじょう・おたまじゃくし・ふな、いっぱい生き物がいたが、今は
近づいてもおたまじゃくしの波紋しか広がらない。
生命を養う稲が生命の躍動のない田で育っている、そんな食生活で
良いんだろうかと、あらためて心配になった。

動くもの ただ蝌蚪ばかり 青田かな

2011年6月16日木曜日

斐川東中学の学校図書館へ

先週に引き続き学校図書館を訪問、今日は斐川東中学に
おじゃましました。
平野校長はじめたくさんの方にお時間を割いていただき感謝
します。

学校司書の方の生き生きとした笑顔が、図書館の賑わいと
リンクしていました。

東中学は13:10から休憩時間、こちらも大勢の子が図書室に
集まっていました。学校司書の方は今年で3年め、今のこども
たちは全学年とも小学校で司書のいる図書館を経験している
ので、使い方を良く知っている。

切れ目のない形で小中高といけたら理想的だということ。

授業で使う資料の収集などは少しハードルが高いが、今後
研修などを積み重ね充実させたいとのことであった。

下表からも分かるように全校とも貸出数が増加している。
町立図書館そして学校との連携がうまく取れており学校
司書が生かされていると感じました。


出雲市での読書ヘルパー事業は、すべて
県支出金で賄われていて、市からの手出しは
全くない。
少し考え方を変えてみたら良いのだが。



2011年6月7日火曜日

斐川西中学の学校図書館へ

いよいよ10月1日に合併する斐川町では全小中学校に
学校司書さんが配置されています。
合併後しばらくはこの体制を維持すると教育委員会は
私の質問に答えていました。

合併前に今の実態を見ておきたいと思い、斐川西中に
おじゃましました。
梶谷校長・武田教頭・奥野副主任そして司書の錦織さん
ありがとうございました。

2007年度と2010年度の貸出数を比較するとなんと10倍
いつでも人がいる図書館にはたくさんの生徒がきます。
おのずと読書量も増えて行くんですね。

並行して学力も上昇していると梶谷校長。

斐川町の司書の予算は1054万円(このうち2/3は県補助)
出雲市に単純に換算すると53校で9300万円。
中学だけなら2280万円・・・長い目で見てこの程度の支出が
できないものか?

どこかの予算を削って回しても市民の了解は得られるものと
思いますが。



2011年6月6日月曜日

防災行政無線とは 佐田町へ

東日本大震災から防災への関心が高まっています。
いざという時には情報が大切です。
出雲市では佐田町・多伎町・湖陵町そして出雲南部
4地域へ、今年度からデジタル防災行政無線への
転換設置が行われています。

とは言っても、見たことも無い設備です。

現在はまだアナログ式で各支所で操作するように
なっているため、佐田支所におじゃましました。

屋外スピーカーから流れる放送も聞いたことが
ないので、試験放送も流してもらいました。
ほーこんな感じで災害情報が流れるんだと、感心
して聞いてしまいました。

下のスピーカー柱は佐田地域に13本建設され
るそうです。

2011年6月2日木曜日

文教厚生委員会として提言

文教厚生副委員長としての任期が終わりました。
就任後すぐの7月7日に忘れられない事件が出雲で
起こりました。

何ができるのか模索し勉強してきました
当初は条例を作るべきだとも考えました。

委員全員で何度も論議をしましたが、最終的に
市当局へ提言を行うことになり、5月31日に提出
しました。

出雲市だからできる青少年育成の完成に
向けて次の委員にバトンタッチいたします。